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交渉人 (幻冬舎文庫)
交渉人 (幻冬舎文庫) (JUGEMレビュー »)
五十嵐 貴久
最近読んでスゴイと思った作品。
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カエルグッズ
200711170203000.jpg
緑色のキャラクターが好きです。

中でも一番はカエルが好きです。

と言う事で数あるカエルグッズエントリーナンバー1。


次はまた時間があったらアップします。
| 好きなもの | 15:43 | comments(2) | trackbacks(0) |
動機
動機 (文春文庫)
動機 (文春文庫)
半落ちで初めて読んだ横山 秀夫の作品。
これはすごいなーと思わせる巧みな文章構成が心に残った作品でした。

今回の作品も警察サスペンス。
もうね、交渉人を読んでからすっかり警察モノにはまりましたよ。

日本推理作家協会賞受賞作という『動機』は『陰の季節』とセット。
きちんと2作とも読みましたが、取りあえず動機から。
※この2作品は共に短編小説集になっています。

『動機』
警務課企画調査官 貝瀬の元に飛び込んできた警察手帳30冊の盗難事件。
紛失を防止する為にと貝瀬本人が発案した帰り際に一斉に手帳を預かる
この制度を仮導入したその矢先に事件が起きた。

警察内部の犯行か、それとも外部か。
警察自体の縦社会を生々しく絡めながら真犯人に迫り、パチンと音が
するように軽快な真犯人解明が何ともいえない展開で、ドキドキしました。


『逆転の夏』
女子高生殺害事件を起こし、10年余りの服役を経て出所した山本。
年は既に40を超え、出所後雇ってくれた社長との年齢差が無いことや、
服役中のブランク、孤独な一人暮らしに、少なからず葛藤を感じていた。
そんな矢先に突如かかってくる殺人依頼の電話。

相手は誰なのか、話を聞くだけで振り込まれるお金、そのお金があれば
無くした家族も取り戻せるのでは・・・

甘い誘惑をもこばみ続ける山本が遂に下す決断とは。

最後の最後まで山本の下す決断が見えない、そんなハラハラ感と、
途中で明かされる山本が起こした13年前の事件の真相が、これぞサスペンス
と感じさせる展開でした。



『ネタ元』『密室の人』とまだまだ動機の中身は続きますが、
あとは読んでからのお楽しみ。

って・・・長いから止めたんだろーってのがバレバレね★
( *´艸`)クスクス




| 本レビュー | 00:27 | comments(2) | trackbacks(3) |
交渉人
交渉人 (幻冬舎文庫)
交渉人 (幻冬舎文庫)
五十嵐 貴久作のこの本。
犯人に告ぐも最近のヒットかなーと思いましたが、これ、すごいです。
一気に2日間の行き帰りで読んじゃいました。

始めの数ページから息をのむ展開。
日本ならではの立てこもり交渉テクニックとは正反対の方法で犯人を
おびき出し、捕まえる交渉人(ネゴシエイター)。

日本ならではってのは、
『お前は完全に包囲されている』
『お母さんが泣いているぞ』
『観念して出て来い、逃げても無駄だ』
とかですね。

これとは全く真逆の方法で進める逮捕劇。序盤からのドキドキが
何度も言いますが、本当に素晴らしいです。

石田警視正と呼ばれるこの人こそが交渉人。
数々の事件をこの交渉人テクニックで解決をしてきたいわばやり手。
3人のコンビニ強盗が病院に立てこもるという物語の核となる部分から
一気にスピードアップする展開。
犯人との交渉、石田警視正と元教え子とのやり取り、警察内部の
細かい上下関係。

読者にも考える事を要求するようなラスト。
人間のモラルをも深く深く訴える。

ただのサスペンスじゃない。
2001年デビューの五十嵐貴久。これからが相当楽しみです。


あ、この前にもう一冊読んでますが、タイトルが思い出せないくらい
アタシ好みじゃない作品だったので、これは暇を見て更新します。




| 本レビュー | 02:20 | comments(0) | trackbacks(1) |
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